1つ前のブログでは、子供用色鉛筆の選び方について、3つのポイントをお話しました。
今回は、ファーバーカステルの具体的な商品名を挙げて、ご説明していきたいと思います。
前回も少し触れましたが、1歳ごろの乳児期のお子様、3~5歳の幼児期のお子様では、手のサイズ、手先の器用さや表現力など、その成長には大きな差があります。
成長に合わせて、都度最適なものを買い替えていくということを視野に入れると、まず1番はじめのステップとして、プレスクールドロップクレヨン のようなアイテムが最適といえると思います。
クレヨンを手いっぱいに握って、紙に色をのせてみる初めての体験、とても真剣にそして嬉しそうな表情をしてくれるでしょう。
そして、もう少し大きくなった幼児期のお子様に大活躍してくれるのが、ジャンボグリップ水彩色鉛筆(12色)です。
前回挙げた3つのポイントはもちろんクリアした上で、“水彩色鉛筆”であることが大きな特徴です。
水彩色鉛筆とは、その名の通り水に溶けるわけですが、2つの嬉しいポイントがあります。
・色鉛筆で塗った上から、お水でなぞると、水彩絵の具のような表現も楽しむことができます。(例えば、お空や花びらの濃淡を表現したり、混色を楽しむこともできます。)
・衣類についてしまっても、お洗濯で落とすことができます。
具体的に2つのアイテムを例にあげましたが、この2つのうちでも、ジャンボグリップ水彩色鉛筆は、“長くご愛用いただける”という点でも、特におすすめです。
乳児期、幼児期のお子様には、何かを描くというよりも、まず「絵を描くことが楽しい!」と感じてもらったり、様々な“色”に触れて欲しい時期です。
そこで、ジャンボグリップ水彩色鉛筆のように、最低限12色のカラーバリエーションがあることが、おすすめです。
「ママ、お花描いて~」「パパ、車描いて~」と、色々リクエストをしてくれるお年頃。カラーバリエーションがあると、「何色のお花にしようか?」「パパの車はこんな色だね」と、お話の幅も広がり楽しいです。
そして、さらに小学生になってくると、“混色”という遊び方もでき、表現の幅が広がっていきます。
ファーバーカステルでは、色鉛筆以外にも、子供たちにおすすめしたいマーカーやペイントアイテムがありますので、今後またの機会にご紹介したいと思います。