使い方・お手入れ(描画材)

 

【削り方】

  • 鉛筆・色鉛筆は専用のシャープナーやナイフで削って下さい。
  • 色鉛筆は一般的な筆記用の黒芯鉛筆と比較して芯の削り角度が緩やかです。シャープナーを使う時は色鉛筆専用、もしくは色鉛筆用に角度を調整してお使い頂くと使いやすく長持ちします。
  • 太軸の鉛筆は専用のシャープナーかナイフで削って下さい。
  • パステル鉛筆はシャープナーを使わず、ナイフもしくはサンドペーパーを使って削って下さい。

【保管の仕方】

  • 鉛筆・色鉛筆は比較的劣化しにくいですが、極端に高温や高湿度になる場所を避けて保管して下さい。長期間保管された鉛筆や色鉛筆をお使いになる場合には、芯の部分を少し削ってからお使い頂くことをお勧めします。
  • 水彩色鉛筆や水彩筆、ウォーターカップなどは使用後充分に乾かしてから保管して下さい。
  • インクペンはキャップをしないで長時間放置せず、できるだけ水平に(横に寝かせて)保管して下さい。ペン先を上にした状態で長期間保存すると、描けるようになるまでに時間がかかる場合があります。
  • 描いた作品は時間が経つにつれて色が褪せてきます。出来るだけ描いた時の状態で残すには、光を避けて乾燥した場所に保管して下さい。アーティスト向けの画材シリーズをお使い頂くとより長持ちします。
  • パステルはサラサラとした細かい粒子なので摩擦に弱いので、専用の定着材(フィキサチーフ)のご利用をお勧めします。

【紙の選び方】

  • 画材によって適した紙が異なります。
  • 水彩色鉛筆や固形水彩には目の粗い水彩用の紙をお勧めします。普通紙や表面のツルッとした紙は水による波打ちや水溶けにムラが出ます。
  • 油性色鉛筆やパステルは白い紙だけでなく、黒や色の付いた紙に描くと色の鮮やかさをよりお楽しみ頂けます。
  • 作品を出来るだけ長く良い状態で保存する場合は中性紙をお選び下さい。和紙は種類によりph値が異なりますので専門店にご相談下さい。