子供が歩き始めるころ、「そろそろお絵描きさせてみようかな」と思う親御様、多いのではないでしょうか。
そして同時に、どのような色鉛筆(またはクレヨン)を与えれば良いのか、迷われる方も多いのではないかと思います。
一口に色鉛筆といっても、実際に売り場をみてみると、100円程度で買える色鉛筆セットから、プロのアーティストも利用するような本格的な色鉛筆セットまで、数多くの商品が並んでいます。
その中でも、幼い子供たちの手で扱いやすいということはもちろん、安全に使える製品の選び方について、お話してみようと思いますので、参考にしてみてください。
乳児期のお子様、幼児期、または小学生のお子様を比較してみると、手のサイズはもちろん、手先の器用さや表現力など、その成長には大きな差があります。
各年齢の成長に合わせて買い変えていくに越したことはありませんが、一方で“長く愛用いただけるもの”という視点も織り交ぜながら、お話を進めていきたいと思います。
まず、初めての色鉛筆を選ぶ際に、着目していただきたい点を3つ挙げたいと思います。
■三角形状
幼い子供たちの手にフィットしやすい三角形状、そして滑り止めのグリップがついている色鉛筆があります。
握りやすさと制御性が向上します。そして軸が太いものがおすすめです。
■太くて丈夫な芯
まだまだ力の制御が難しい子供たち。力をいっぱい込めて、紙に向かいます。太くて丈夫な、折れにくい芯のものが適しています。
折れにくいものを選ぶ基準として「SV製法(芯折れ防止加工)」という表記に着目してみてください。
■素材
万が一口に入れても安心な素材で作られていることも重要なポイントです。使用する本人もさることながら、例えば下にお子さんがいる場合でも安心です。
また、EU加盟国の色鉛筆であれば、CEマークの認定を受けている製品も、世界でも有数の厳しい安全基準を持つEUの定める安全基準を満たしているため、安心してお使いいただけます。
さて、次のステップでは、具体的な商品の名前を挙げてご紹介してみたいと思います。
少し長くなりますので、次のブログでお話したいと思います。